平成13年度:大江町立本郷西小学校
第3,4学年・学級通信は く し ゅ
bP01 2001.11.1
道徳:車いすバスケ
◇まず、下のポスターを見せました。(実際はカラーです。)
何のポスターでしょう?
これは、「第1回全国障害者スポーツ大会」のポスターなのです。大きく写っているのは、競技用の車いすです。
先月27日〜29日まで、お隣の宮城県でこの大会が行われていました。
その開会式の様子の山形新聞を読みました。「知ってる!」という子は、わずかでした。マスコミにはあまり取り上げられませんでしたね。
その後、昨年のシドニーパラリンピック、車いすバスケ・日本vsオーストラリアのビデオを見ました。 その前に5つの○×クイズを出しておきました。
1 コートの広さは普通の大人のバスケと同じである。
2 リングの高さは同じである。
3 車いすどうし、わざとぶつかっていい。
4 ボールを持って、2回こいでもいい。
5 倒れたら、審判が助けてはいけない。
◇約10分間のビデオでした。このビデオを見れば、○×クイズの答えが分かります。
正解は、ぜ〜んぶ、○なのです。
話し合いになったのは、問題3と5。
「ぶつかったら危険だ。たおれて、車いすか ら投げ出されるかもしれない。」
という考えが出されました。ビデオを見るとわかりますが、選手は足首と太股の部分が、車いすに固定されています。
そして、試合中に倒れて前のめりに転んでいるのです。
すると、どうするでしょう?・・・自分で起きあがっているのです。実際にはアシスタントコーチが助けてあげてもいいことになってるそうなのですが、選手達はすぐにゲームにもどるため、自力で必死に起きあがっているのです。
この選手達と、昨日のサッカーの試合での君たち、おんなじなのはなんですか?
「“勝ちたい”という気持ち。」
「たおれても自分で起きあがること。」
・・・こんな発表がありました。
《ASさん》
リングの高さも同じで、コートも同じで、車いすなのにぶつかられて、ころんでも一人でおきあがるなんてすごいと思いました。ころんだら、おきあがるまで一人仲間がへるけどかまわないでやるとは、すごいと思った。
《Sさん》
テレビで、足の不自由なバスケをちらっと見たことがあるけど、あんなにたいへんなんだなあと思いました。足の不自由な人のバスケでも「勝ちたい」という気持ちは同じなんだなあと思いました。